◆奇跡と偶然、それは矛盾だ
- Literal:Miracle and fortuity are contradiction.
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奇跡は、矛盾を正常化する。奇跡は、矛盾を正当化する。
奇跡は、事実無根を事実化する。
奇跡は、水と油が溶け合うこと(科学的に不可能なこと)を人々に信じ込ませる。
The miracle normalizes contradiction. The miracle justifies contradiction. The miracle makes groundlessness a fact. The miracle lets people to believe firmly for oil blending with water (It's impossible scientifically.).
偶然は奇跡的なことであるが、奇跡ではない。
偶然はただ、発生の確率がごく少ないだけだ。
偶然は、自然界では、決して珍しい物ではない。
It is a miraculous thing accidentally, but is not a miracle. There is extremely little probability of the outbreak accidentally. In the natural world, it is not rare at all accidentally.
奇跡は、自然界では決して発生しない。
したがって、自然界での奇跡は、真実をゆがめる矛盾、あり得ない。
それは、ヒトの心の矛盾だ。
奇跡を信じるヒトは、矛盾に満ちている生きた屍だ。
The miracle never occurs in the natural world. Therefore, a miracle in the natural world is contradiction to twist the truth. It is impossible. It is contradiction of one's mind. A man who believe a miracle is "living corpse" of full contradiction.
ヒトは神の奇跡を期待しているが、神は奇跡を招来しない。だから、神なのだ。
A man expects miracle of the god, but the god doesn't ask miracle. So it's the god.
◆きせき(奇跡・奇蹟)
奇跡とは、常識では起こるとは考えられないような、不思議な出来事。特に、神などが示す思いがけない力の働き。また、それが起こった場所。
◆霊験(れいげん)⇒奇跡
霊験とは、祈願、信仰に対して与えられる不可思議な感応あるいは利益。呪術は人々が霊験を希求するところに生れたもので、霊験記の類は、世界各地の諸民族の説話や口碑のなかに広く見出すことができる。
人の祈請に応じて神仏などが示す霊妙不可思議な力の現れ。利益(りやく)。
神仏が示す不思議な感応や利益。験(げん)。利生(りしよう)。
△利生(りしょう)
利生とは、仏神が人々を救済し,悟りに導くこと。祈念などに応じて,利益(りやく)を与えること。また,その利益。仏の恵み。
△利益(りやく)
利益とは、1. ためになること。功徳(くどく)。2. 仏(また、神)の力によって与えられる恵み。利生(りしょう)。
△功徳(くどく)
功徳とは、1. 神仏からよい報いを与えられるような、よい行い。世のため、人のためになるよい行い。2. 神仏のめぐみ。御利益(ごりやく)。また、よい行いの報い。
【リンク Link】 【「例えば」の想い(奇跡)】