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◆33 小豆餅クルミかけとクルミかけ汁餅（餅・胡桃料理） 正月、山の神様、来客時などに作り、農家では祝儀に必ず出した。餅・小豆・クルミ・スマシ汁・砂糖、どれをとっても晴れの材料で、餅を使った最高の料理として作った人の心が伝わる。 ◇餅の食べ方いろいろ (1) 搗きたて（搗いた日は、焼いて食べない） ア 軟らかいので、そのまま食べる（何も付けない）。 イ 軟らかいので、醤油か、砂糖を付けて食べる。 ウ 大根おろし餅・納豆餅（納豆を載せる）にして食べる。 (2) 硬い餅を熱い湯で軟らかくする ア 餡こ餅・胡桃餅にして食べる。 イ ふきどり餅にして食べる。 ウ 雑煮にする。 (3) 狐色に焼く（焙る） ア 焼いてから熱湯にくぐらし、餡こ餅・胡桃餅にして食べる。 イ 焼いてから熱湯にくぐらし、ふきどり餅にして食べる。 ウ 雑煮にする。 エ 餡・黄粉・砂糖醤油などを付けて食べる。 オ 海苔や漬物を巻いて食べる。 (4) その他 ア あられにする。 イ 干し餅にする。 ◇餅のいろいろ (1) 鏡餅・お供え 適宜に切って、焼くなどしていただく。 (2) 切り餅 厚さ7〜10mmの板のように延ばす。翌日（硬くなったら）、縦5�兪宛紂Σ�5〜8�僂棒擇襦�焼くなどしていただく。 (3) 豆餅 糯米（もちごめ）に青大豆を混ぜて搗く。搗き上がったら幅7〜10�僉Ω�さ3〜4�僂飽�き伸ばして蒲鉾のような形にする。翌日（硬くなったら）厚さ7〜10mmに切り、切り口にとり粉を付ける。焼いていただく。 (4) 蓬（ヨモギ）餅 春にヨモギの若芽を摘んで茹で、天日で干す。それを水で戻し、糯米に混ぜて搗き、切り餅にする。焼いていただく。 (5) 具入り餅 梅漬けのシソの葉や、ミカンの皮などいろいろな具を入れたり、紅色に着色したりして、切り餅にする。焼いていただく。 (6) 干し餅 上記のような切り餅（厚さはやや厚く）を作る。稲ワラに1個ずつ挟み、数個を列ねて編む。それを軒下や縁側に吊るし、数週間寒風に晒して作る。お八つにいただく。 ◇fb H250620 山田商店のくるみ餅 ◇GLN 餅菓子いろいろ ◇成人の日 ◇原風景 |
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◆胡桃 胡桃（クルミ）には、胡桃（山胡桃・オニグルミ）と菓子胡桃（手打グルミ。栽培種）とがある。山胡桃は、山野に自然に生えているクルミで、殻がとても硬い。干した胡桃を囲炉裏（ひびど）の熱灰（ほど）に並べて焙る。やがて香ばしい匂いがすると、上部の方から二つに割れてくる。包丁などで割って二分し、千枚通しで中の実（種子（仁））を穿り出す。取り出した実を擂鉢に入れて擂り潰し、砂糖や醤油で味付けし、熱湯を少々注ぎ足す。胡桃餡の出来上がり。 ◇和くるみ（オニグルミ）レシピ（岩手県） 時空を超えた縄文の食文化へ ◇fb H280107 時空を超えた縄文の食文化へ：和くるみ |
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