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◆真実（本心） 人は誰でも、自分の思っている真実や本心を言いません。 例えば、「Ａさん：そば好き、うどんはいまいち（嫌い）」「Ｂさん：うどん好き、そばはいまいち（嫌い）」の両人が、お互いの好き嫌いのことを知っている場合、うどん嫌いのＡさんは、うどん好きのＢさんのことを気づかって、 「私、カップめんなら、うどんでもそばでも食べるよ」と言う。決して、「私、うどんは食べない」とは言わない。即ち、人は、自分の弱点を言いたがらない。人は、他人から、自分の弱点を指摘されたくない。 何故なら、自分に弱点があることは、その分、他人に劣ると思うからである。しかし、人は誰でも弱点を持っています。ただ、人は、自分の弱点を隠したり、誤魔化したりするテクニックを巧く使っているのです。 世話好きの方は、手を変え品を変えて、相手の本心を引き出そうとする傾向が強い。そのような人は、自分の本心をどの程度まで、相手に示しているのだろうか。 「恥ずかしい」「恥を言わねば、理が聞こえぬ」「恥を知らねば、恥掻かず」 |