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◆（トウモロコシ。玉蜀黍） イネ科の一年草。高さ2〜3メートル。茎は中に白い髄が詰まり、節に細長い葉が互生する。夏、茎頂に雄花穂を円錐状につけ、雌花穂は中ほどの葉の付け根につける。雌花は太い軸に多数規則正しく並び、数枚の苞(ほう)に包まれ、毛状の花柱を出している。種子は扁円形で、でんぷんに富み、食用および飼料にする。アメリカ熱帯地方の原産で、日本へは天正の初めに渡来。とうきび。まきび。南蛮きび。（goo辞書） 郷土料理としてのキミは、 (1) 茹でて、そのままいただく。茹でるとき、苞を一枚程度を付けて茹でる、と云うことが言い伝えられているが……。必要により塩湯に数分浸けると、一段と美味しい。 (2) 苞を全部剥ぎ取り、ヒビド（囲炉裏）の熱灰（ホド）にワタシ（渡し金）を据えて、焼く。香りが食欲をそそる。 ◇キミ |