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◆114 彼岸餅 (1) 上新粉に水を含ませて練り、それを蒸す。 (2) 蒸して餅状にし、一握りを取り、中に練り餡又は粒餡を入れ、径8〜10�僉�厚さ1〜2�僂吠燭燭�丸める。 取り粉を付けて出来上がり。 (3) 冷めたときは、わたし（渡し金）の上で焙ったりしていただく。 春彼岸の頃は、墓地には未だ残雪があり、墓参りはできない。 子供たちは夕方、墓地に積もった雪の上に稲ワラを焚く。 彼岸入りには、「オジナオバナ、明りの宵に、団子背負（しょい）に来とりぇ来とりぇ」と唱える。 終い彼岸には、「オジナオバナ、明りの宵に、団子背負って行とりぇ行とりぇ」と唱える。 春彼岸には、自宅の霊前に彼岸餅を供える。 秋彼岸の中日（ちゅうにち）には、墓地（石塔）に彼岸餅を供える。親戚の方の餅も供えられている。 ◇春彼岸 ◇秋彼岸 |