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◇28旧宮家（きゅうみやけ） （平成24年現在）政府は、招来予想される皇族の減少から、「天皇皇后両陛下の御負担軽減」と「皇室活動の安定性」のために、いわゆる「女性宮家」創設を柱とする皇室典範改正に向けた検討を行ってきた。 しかし、内閣官房が六回にわたる、十二名の有識者からの意見聴取を取りまとめた結果では、「歴史に前例はない」というこの「女性宮家」創設には、あまりにも問題点が多く、無理なことがわかってきた。 代わりに皇室の伝統を踏まえながら有識者が述べた意見の中で、特に注目を集めているのが、戦後に皇室を離脱された「旧宮家」の方々の御存在である。 旧宮家の男性の方々は、皇族の血族を継ぐ男系男子孫のお方である。 この宮家の男子孫の方々こそ、招来にわたって皇室をお支えし、皇室の御活動を安定化するに最もふさわしいお方である。（参考：皇室の伝統を守る国民の会） ◇天皇家の系譜 わが国の天皇家ほど、そのご一族の系譜が整然としていることは、他に例をみないほどである。 また、天皇家の系譜は、一般に公開され、国民にも周知されている。このようなことは、誠に希有なことであり、驚きでもある。これを否定すべき議論は許されないであろう。 今回話題になっている旧宮家の方の中には、血統において、やや遠くなりつつある方も、との異論が一部にあるようである。 天皇は万世一系とされているが、長い時代の経過とともに、天皇家の血縁は、全ての国民へ広く引き継がれているとも云われている。 いずれにせよ、天皇予備軍を早急に整える必要があろう。 ◇旧宮家 （OFF LINE） |