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◇05平和 平和とは、「戦争や紛争がなく、世の中がおだやかな状態にあること。また、そのさま。」 平安とは、「やすらかで変わったことのないこと。無事平穏なこと。また、そのさま。」（goo辞書） 私共の理解としては、平和とは、即平安のことであろう。 英語でも、平和・平安は、共にpeace, peacefulと翻訳される。一方、キリスト教での「平和」は、シャーロームのことであり、神との和解（契約の履行）とされる。 キリスト者は、シャローム（平和）のことを次のように理解している。 シャーロームとは、神の許において、「人間の最高の幸せを創り出すもの全て」とも、「人間が果たす最高の役割である人と人との間の正しい関係」とも説明されている。即ちシャロームとは、人間の最善な状態と、人間同士の理想的な関係を意味する。単に戦争や紛争のない状態というよりは、もっと積極的な内容 ‐ 神との契約の完全履行（実現） ‐ をいう。 したがって、世の中の全ての人々がキリスト者にならなければ、シャーロームが完成したとはいえない。その時が到来するまで、戦争や紛争は止まないことになる。 △ヤハウェ神との契約 （OFF LINE） 「戦う神」のパレスチナ侵入 （OFF LINE） 愛の行方 （OFF LINE） |